20代|メーカー勤務|AIのひもになりたい
#米国株 #ZETA #AI銘柄 #小型株 #銘柄分析
アイヒモの結論:★★★★☆(4/5)
アイヒモです。
今回は、AI駆動型マーケティングで急成長している「Zeta Global Holdings Corp.(ZETA)」を分析してみました。
結論から言うと、★4つ(5段階中)です。
なぜ★4なのか
良い点:
- 売上成長率26%と非常に高い成長力
- 営業キャッシュフロー68%増で財務体質が改善中
- AI活用のマーケティング領域という成長市場
- アナリスト評価が「買い」で株価上昇余地あり(+46%)
懸念点:
- まだ赤字企業(2028年に黒字化見込み)
- デジタルマーケティング市場は競争が激しい
- 政治広告収入など一時的な要因もある
正直、成長株としてのポテンシャルは高いと感じました。AIマーケティングという分野は今後も伸びると思いますし、日本ではまだあまり注目されていない銘柄なので、先回りのチャンスがあるかもしれません。
Zeta Global(ZETA)とは
企業情報:
- 企業名: Zeta Global Holdings Corp.
- ティッカー: ZETA(NYSE)
- 本社: ニューヨーク
- 設立: 2007年
- 上場: 2021年(SPAC上場)
- 事業: AI駆動型マーケティングプラットフォーム
Zeta Globalは、AIを活用したデジタルマーケティングプラットフォームを提供する企業です。
企業が消費者にリーチするためのマーケティング施策を、AIの力で最適化・自動化するサービスを展開しています。顧客データを分析し、最適なタイミング・チャネルで広告を配信することで、マーケティングの効率を大幅に向上させます。
事業内容
アイヒモです。
Zeta Globalの事業内容について、もう少し詳しく見ていきますね。
Zeta Marketing Platform(ZMP)とは
実は、Zeta Globalのプラットフォームって本当によく考えられているんです。Zeta Marketing Platform(ZMP)という統合型のマーケティングプラットフォームを提供していて、これが企業のマーケティング活動を一元化してくれます。
主な特徴:
- AIを活用した統合プラットフォーム: 顧客データの収集・分析・活用を一気通貫で実現
- オムニチャネル対応: メール、ソーシャル、ディスプレイ広告など複数チャネルを一元管理
- リアルタイムパーソナライゼーション: 顧客の行動に応じてリアルタイムで最適な施策を実行
データ&インサイト
私が特に注目しているのは、Zeta Globalのデータ資産です。
- 統一された顧客プロファイル: ファーストパーティデータとサードパーティデータを統合
- 独自のデータアセット: 長年蓄積してきた消費者インサイト
- 予測分析: AIによる機械学習で将来の顧客行動を予測
最近のマーケティング業界では、クッキー規制が厳しくなっていますよね。そんな中で、ファーストパーティデータ(企業が直接収集したデータ)の価値がどんどん高まっています。Zeta Globalはこの領域で強みを持っているんです。
AWSとの戦略的パートナーシップ
調べてみて驚いたんですが、Zeta GlobalはAmazon Web Services(AWS)と深く連携しているんです。
AWS連携のメリット:
- Amazon EC2、S3、Redshiftなどを活用した大規模データ処理
- リアルタイムでの顧客シグナル分析
- スケーラブルなインフラで急成長に対応
Forrester Consultingの調査によると、Zetaを利用する企業では広告投資に対して6倍のリターン(ROI)が得られたというデータもあります。これは相当すごい数字ですよね。
LiveIntent買収(2024年)
2024年にLiveIntentというメールマーケティング企業を買収したことで、メール領域での存在感も強化されました。
- メールマーケティング領域の強化
- 新たな収益源の獲得
- 顧客基盤の拡大
競合との違い
正直、マーケティングテック市場は競合が多いです。でも、Zeta Globalには以下の差別化ポイントがあると思います。
Zeta Globalの差別化ポイント:
- AI活用の深さ: 機械学習を活用した予測分析が強み
- 統合プラットフォーム: 複数のマーケティングチャネルを一元管理
- データの豊富さ: 17年以上蓄積した独自のデータアセット
- 実証済みのROI: 6倍のリターンという実績
主な競合:
- Google(Google Marketing Platform)
- Meta(Meta Business Suite)
- Adobe(Adobe Experience Cloud)
- Salesforce(Marketing Cloud)
- HubSpot
大手との競争は厳しいですが、Zeta Globalは「AIマーケティング」という切り口で独自のポジションを築いていると感じます。
最新決算情報(2024年Q3)
さて、最新の決算を見ていきましょう。2024年Q3の数字がこちらです。
2024年Q3の主要指標:
- 売上高: 3.37億ドル(前年比+26%)
- 売上高(政治広告除く): 前年比+28%
- 営業キャッシュフロー: 5,800万ドル(前年比+68%)
- 純利益: 赤字
売上成長率が26%って、かなり高いですよね。 しかも、2024年は選挙の年で政治広告の収入があったんですが、それを除いても28%成長しているんです。つまり、本業の力で成長しているってことです。
2026年度ガイダンス
経営陣が発表している見通しはこんな感じです。
- 売上高: 15.4億ドル(前年比+21%)
- 2028年までに1.065億ドルの黒字化を見込む
正直、この黒字化の計画が実現するかどうかが一番の注目ポイントだと思います。成長企業にありがちな「赤字を垂れ流して成長」ではなく、ちゃんと利益を出す計画があるのは好感が持てます。
決算のポイント
私が注目したのはこの辺りです。
良かった点:
- 売上成長率26%は市場予想を大幅に上回る(アナリストは20-21%を予想していた)
- アナリストの年初予想を超える実績って、かなりポジティブなサプライズです
- 営業キャッシュフロー68%増で資金繰りが大幅改善(これ、重要です)
- LiveIntent買収による収益基盤の拡大
特に、営業キャッシュフローが68%も増えているのがすごいと思いました。赤字企業でも、キャッシュを稼げているってことは、事業が健全に成長している証拠なんです。
気になる点:
- 政治広告収入という一時的な要因が含まれる(2025年は選挙年じゃないので反動があるかも)
- まだ純利益は赤字(これは成長企業あるあるですが)
- 黒字化まであと数年かかる見込み(2028年まで待てるかどうか)
アナリスト評価
ウォール街のアナリストたちは、Zeta Globalをどう見ているのでしょうか。
アナリストのコンセンサス:
- 評価: 買い(Buy)
- 12ヶ月目標株価: 25.25ドル
- 上昇余地: 現在株価から+46%
目標株価が現在から46%上って、結構な期待値ですよね。
Needhamをはじめとするアナリストは、Zeta Globalの成長性を高く評価しています。特に、2025年度の売上成長率が当初予想を上回ったことで、「この会社、期待以上に成長してる」って評価になったみたいです。
もちろん、アナリストの予想が必ず当たるわけじゃないですが、プロが「買い」って言っているのは一つの参考になりますね。
5項目で詳細評価
私なりの視点で、5つの観点から詳細に評価してみました。
1. 成長性 ★★★★★
評価:非常に高い
主要指標:
- Q3売上成長率: +26%(市場予想を大幅に上回る)
- 政治広告除く成長率: +28%(本業の成長力も強い)
- 2026年ガイダンス: +21%(高成長の継続を見込む)
詳細分析:
- アナリストの年初予想(20-21%成長)を大きく上回る実績
- AI活用のマーケティング市場自体が拡大傾向にある
- LiveIntent買収により、メールマーケティング領域も強化
- 企業のDX投資・AI投資の追い風を受けやすいポジション
懸念点:
- 政治広告収入という一時的な要因が含まれている(選挙年の影響)
- 成長率は徐々に鈍化する可能性(2026年は+21%予想)
2. 収益性 ★★☆☆☆
評価:改善途上
現状と見通し:
- 純利益: 赤字継続中 → 2028年黒字化見込み
- 黒字化時の利益予想: 1.065億ドル
- 営業利益率: 改善傾向(経費削減効果)
詳細分析:
- 現時点ではまだ赤字企業であり、黒字化まで数年かかる見込み
- ただし、経営陣は2028年までの黒字化ロードマップを提示
- 規模の経済が効き始めれば、利益率の大幅改善が期待できる
- 売上成長に伴い、固定費の負担率は低下傾向
投資家として注意すべき点:
- 赤字企業への投資はリスクが高い
- 黒字化が計画通りに進むかモニタリングが必要
- 景気後退時には広告市場全体が縮小するリスク
3. 財務健全性 ★★★★☆
評価:良好・改善傾向
キャッシュフロー状況:
- 営業キャッシュフロー(Q3 2024): 5,800万ドル(前年比+68%)
- キャッシュフロー成長: 大幅改善で資金繰り安定
詳細分析:
- 営業キャッシュフロー68%増は、企業の運営効率が大幅に向上している証拠
- 赤字企業でありながら、現金創出力は着実に改善
- 流動性が確保されており、当面の運転資金には問題なし
- M&A(LiveIntent買収)を実行できる財務体力がある
ポジティブな兆候:
- キャッシュフローがプラスで推移している点は、将来の黒字化への布石
- 資金調達に依存しない自立的な成長が見込める
4. 競争優位性 ★★★☆☆
評価:一定の強みあり、ただし競争激しい
主な強み:
- AI活用: 機械学習による予測分析・最適化
- データ資産: 独自のファーストパーティデータ
- 統合プラットフォーム: 複数チャネルを一元管理
詳細分析:
強み:
- AIを活用したマーケティング最適化技術
- 独自のデータアセット(ファーストパーティデータ)を保有
- 複数のマーケティングチャネルを統合するプラットフォーム
- 17年以上の業界経験と顧客基盤
課題:
- Google、Meta、Adobeなど大手テック企業との競争
- マーケティングテック市場は参入障壁が低く、競合が多い
- 差別化の維持には継続的な技術投資が必要
競合との比較:
- Salesforce、HubSpotなどCRM大手とも競合
- ニッチ領域に特化した専業プレイヤーとも競合
- 「AIマーケティング」という切り口での差別化が鍵
5. 割安性 ★★★★☆
評価:上昇余地あり
バリュエーション指標:
- アナリスト評価: 買い(Buy)- ポジティブ
- 12ヶ月目標株価: 25.25ドル(現在から+46%上昇余地)
- コンセンサス: 強い買い(Needham等が高評価)
詳細分析:
割安と判断できる根拠:
- アナリストの目標株価が現在株価から+46%の上昇を示唆
- 売上成長率26%に対して、株価はまだ織り込み不足の可能性
- 2025年度の売上が当初予想を上回ったことで、再評価の余地あり
- AI関連銘柄としての注目度はまだ低い(先回りのチャンス)
注意点:
- 成長株は期待が剥落すると大きく下落するリスクがある
- 赤字企業のバリュエーションは難しい(PERが使えない)
- マクロ環境の悪化時には成長株全体が売られやすい
総合評価
5項目の評価まとめ:
- 成長性 ★★★★★: 売上26%成長、AI需要の追い風
- 収益性 ★★☆☆☆: 赤字だが2028年黒字化見込み
- 財務健全性 ★★★★☆: キャッシュフロー68%増で安定
- 競争優位性 ★★★☆☆: AI活用は強みだが競合多い
- 割安性 ★★★★☆: 目標株価+46%の上昇余地
総合:成長性と割安性が高く、サテライト投資として検討価値あり
今後の展望
Zeta Globalが今後どう成長していくか、私なりに考えてみました。
成長ドライバー
何がZeta Globalを成長させるのか?
- AI活用の加速
これからの時代、企業はますますAIに投資していくと思います。生成AIや機械学習を使ったマーケティング最適化って、まだまだ伸びしろがありますよね。Zeta Globalは、まさにその波に乗っているって感じです。
- デジタル広告市場の成長
オンライン広告市場自体が成長トレンドにあります。それに加えて、クッキー規制が厳しくなっている今、ファーストパーティデータ(企業が自分で集めたデータ)の価値がどんどん上がっている。Zeta Globalはこの領域で強みがあるんです。
- M&Aによる事業拡大
2024年にLiveIntentを買収しましたが、今後もさらに買収を重ねていく可能性があります。キャッシュフローが健全なので、M&A戦略を継続できる余力がありそうです。
- 黒字化への道筋
2028年までに黒字化の見込み。規模の経済が効き始めれば、利益率も一気に改善する可能性があります。ここが実現すると、株価的にもかなりポジティブですね。
リスク要因
一方で、こんなリスクもあります。
- 競争激化
正直、マーケティングテック市場って競合が多いんですよ。Google、Meta、Adobe、Salesforce…大手がひしめいています。Zeta Globalが差別化を維持できるかどうかは、継続的な技術投資にかかっています。
- 景気後退リスク
広告市場は景気に敏感です。景気が悪くなると、企業は真っ先に広告予算を削ります。マクロ経済が悪化したら、Zeta Globalも影響を受けるでしょう。
- 政治広告の変動
2024年のQ3は選挙年だったので政治広告収入がありましたが、2025年以降はその反動があるかもしれません。一時的な要因に依存しすぎるのはリスクですね。
アイヒモの視点
なぜZETAに注目しているのか
私がZETAに注目している理由は、「AIマーケティング」という成長分野で、まだ日本であまり知られていないからです。
NVIDIAやMicrosoftは、AI銘柄として有名すぎて、すでに多くの人が分析しています。でも、AIを「使う側」の企業はどうでしょうか?
Zeta GlobalのようなAIマーケティング企業は、AIインフラを活用して実際のビジネス価値を生み出している。AI半導体だけでなく、AIの「活用層」にも投資機会があると思うんです。
投資するなら
正直に言うと、ZETAはまだ赤字企業なので、リスクを取れる人向けだと思います。
- メインはS&P500やオルカンで堅実に
- サテライトとしてZETAのような成長株を少額で
アナリストの目標株価が+46%というのは魅力的ですが、成長株は変動も大きい。ポートフォリオの一部として、余裕資金の範囲で検討するのが良いと思います。
まとめ
というわけで、Zeta Globalについてまとめてみました。
Zeta Global(ZETA)銘柄サマリー:
- 企業名: Zeta Global(ZETA)
- 事業: AI駆動型マーケティングプラットフォーム
- 売上成長率: +26%(Q3 2024)
- キャッシュフロー成長: +68%(Q3 2024)
- アナリスト評価: 買い(目標株価+46%)
- 総合評価: ★★★★☆(4/5)
- 投資スタンス: サテライトとして少額保有を検討
AIマーケティングという成長分野で、売上成長率26%をキープしているZeta Global。正直、まだ赤字なのは気になりますが、営業キャッシュフローが68%も増えているのを見ると、「ちゃんと稼げる会社に育ってきてる」って感じがします。
しかも、2028年には黒字化する見込み。ここが実現すれば、株価的にも大きく評価される可能性がありますよね。
日本ではまだほとんど注目されていない銘柄なので、先回りできるチャンスがあるかもって思いました。リスクはありますが、サテライト投資としては面白いんじゃないでしょうか。
次回も、AIを活用して見つけた注目銘柄を紹介していきますね。
注意: この記事は投資を推奨するものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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